最近、といってもここ2〜3年でしょうか。
採卵前のLH上昇のタイミングを先生がとらえきれず
採卵ができない、
採卵のタイミングが合わず未熟になってしまう、
ということが多すぎて結構なストレスです。
私の場合、
『卵胞1個でE2が200程度でLH上昇のスイッチ(20~30mIU/ml)が入り、E2が250程度で排卵』
のパターンが多いのですが、
そのタイミングでまだ卵胞が直径15〜16ミリと小さかったり、
先生の理想(E2が250でLH上昇のスイッチが入り、E2が300前後で排卵)に届いてなかったりすると、
「もう一日待ってみようか」となり、いざ次の日診察すると
LHの数値が80とか120とかに上がってしまっていて、
結果スプレキュアのタイミングを逃してしまった、ってことが多々あります。
スプレキュアが間に合わない=LHスイッチが入った時間がわからない
↓
採卵のタイミングがはっきりしない(排卵はLHスイッチが入っておおよそ36時間後)
↓
排卵時間を予測して採卵しなくてはならないので…
①未熟または排卵済みが多い
(クリニックでの採卵は基本的に「午前9時」の1回のみ。緊急の場合は「午後2時」の場合もありという時間的な理由もあるかも)
②営業時間外での排卵が予測され、クリニックで対応できない(夜中の2時頃排卵ですね、とか)
③今すぐ採卵!になり、精子が間に合わない(これは凍結精子を常に準備しておくことでやや解消)
ということが2〜3カ月に1度の頻度でおこっています。
前周期も連日診察じゃありませんでしたが(なかったからこそ!)、まぁこのパターンですよね。
これ、まぢで、ほんとに辛いんですよ。
どこにぶつけて良いか分からない怒り!
そんな私が、①②の問題を少しでも解決する方法は排卵誘発に「クロミッド」を使用することです。
試行錯誤の末、今はこれに落ち着いています。
クロミッドを使用すると、LHが上昇するのを緩やかにし、排卵を持ちこたえ
排卵済みを減らすことが出来ました。(100%ではないので排卵済の場合もあります)
念のため採卵前日にボルタレン座薬も使用します。
私のように着床の窓に問題がなければ排卵前か直後で人工授精に変更すれば少しは解消するのでしょうが、
(実際、着床の窓問題が発覚する前はなだめられるように毎回そうしていました💦笑)
着床の窓に問題があり、凍結胚でしか着床の希望がない私にとっては期待薄です。
「クロミッド」には「セロフェン」や「レトロゾール(フェーラ)」などに比べてデメリットもあります。
- やや刺激が強いので卵巣が疲れやすい
- 内膜が薄くなる(私は5mmくらいになります)
- 複数の卵を作ろうとするので違残卵胞が出来やすい
といったところでしょうか。(※私調べ)
卵巣が疲れた周期などは、
クロミッドを1週間ほど使用しても全く卵胞が育たなくなったりします。
その場合はクロミッドの使用を止めて自然のFSHで育てることになるので
同時にLH上昇問題が発生します。
そんな時は「私はE2が200程度でLH上昇のスイッチが入るんだ!」と心に強く刻んで診察室に入ります。
目を見開き、メモをしながら、
恐れ多くも先生に意見して反省したりして約5分の内診と診察を終えるので
診察室を出たときはいっつも汗だく。。
もうちょっと素直に、先生にも嫌われないようにしたほうがいいかな、、と思ってもいるのですが
「排卵済ですね〜」なんて軽いのは耐えられないし
私にとっては重要なことで、莫大なお金もかかっているし
少しでも納得いくようにやっていくしかないんです!
熱く語りながら唐突ですが、結論!
「高齢によるLHの急な上昇にはクロミッドを!」